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買い物を続ける人は痛い、痒いを言葉で表現して伝えることができますが、ペットは飼い主さんが表情やしぐさで感じなければなりません。世の中には数えきれないくらいペットシャンプーがあります。洗浄力が高いと刺激は比例して強くなり、肌に優しいと汚れは落ちにくい。低刺激のシャンプーは洗浄力を引き出すためには一定の時間が必要であったりと、一長一短があります。そして洗浄力を優先すると柔らかさを保つためシリコンを配合するなど、成分を見ると、とても複雑にたくさんの成分が配合されています。濃度の順番に表記されていますが、1%未満は順不同で、1Ⅼに1滴でも入っていれば配合されていることになります。濃度の調整、相性の調整、質感や使用感、シャンプー作りは本当に難しいのです。
最低条件は低刺激で、汚れもしっかりと落ちて、保湿もできること。さらにシリコンや保存料、化学物質や人工香料が含まれていない、そんなペットシャンプーを選んでいただきたいです。
ワンちゃん、ネコちゃんとも、皮膚は被毛という毛におおわれていて、その下の皮膚は人の⅕~⅙。とても薄いのです。ちょっとした刺激で傷ついてしまいます。パンに例えると、6枚切りの食パン一斤と、その1枚の差です。水をかけるとすぐに染みてしまいます。それほどに差があります。だから毛に覆われていて、薄い皮膚を守っているので“被毛”と呼んでいます。被毛はとても大切な体の一部です。
皮膚も被毛もタンパク質でできているので、組成に近いアミノ酸シャンプーが良いといわれるのはそのためです。洗浄力が高いと刺激が強くなります。指通りも悪くなってキシキシ感も出てきます。それを防ぐ成分がシリコンですが、毛穴にふたをしてしまうので、皮膚に直接着けないようにするのが正しい使い方と言ってもよいでしょう。だから『ノンシリコン』が求められます。シャンプーはノンシリコンでも、リンスには使われているものが多いようです。
ペットケアのお悩みに一番多いのが『匂い』です。体臭・口臭を含め、プンとくる匂いを不快に感じる方が多いです。消臭剤や強い香料を含むシャンプーが人気ですが、実はこの“匂い”には重要な情報があります。匂いがおかしいと感じたら、どこかに異常が潜んでいるかも知れません。それを科学的に消臭したり、香りでふたをするなどして発見が遅くなったら命とりになりことも否めません。強い香料を添加すると、負けじと匂いを発してしまうようで、「いい香り→臭い」に一気に発展してしまいます。清潔を保ち、健全にすることで不快のない本来の匂いになります。大切なパートナーの匂いは癒しになりますよね。
pHという単位で「ペーハー」という言葉はみんな知ってるワードですが、いちいち気にして暮らしている人はあまりいないかと思います。でも「人の肌は弱酸性♪」とハンドソープのCMでも有名なフレーズ。一度は耳にしたことがありますよね。温泉に行けば「泉質はアルカリ性」などの表示を目にすることもあるかも知れません。最近は住環境の洗剤も意識してみれば、クエン酸とか、アルカリイオン水とか、酸やアルカリといった言葉はどこかしらで目にすることも多いです。人の肌は弱酸性なので、人に使うシャンプーやボディソープなど、液性の洗剤は弱酸性が多いのはそのためです。では犬は?猫は?実は弱アルカリ性であることが知られています。しかし、今市販されているペットのシャンプーは殆どが弱酸性なんですね。それは、人が扱うから…アルカリ性のシャンプーだと、手荒れしてしまう可能性があります。だからといって弱酸性にすると弱アルカリ性のペットの皮膚は逆のことが起きてしまいます.また、皮膚のpHが高いほど、細菌の繁殖が起こりやすいので、弱アルカリ性に合わせることもペットシャンプーの意味を成しません。弱った皮膚は防御しようと皮脂を分泌します。皮脂は細菌・真菌の餌になり、弱アルカリ性の皮膚上で繁殖してしまいます。それがベタベタ、匂いの原因になっているわけです。そして痒みを伴って、なかなか治らなくなります。
汚れを落とすだけではなく、シャンプーをすることで、皮膚に潤いを与え整えながらすこやかに保つことができたなら・・・。
ナチュラルポムペットシャンプー(Natural*Pomペットシャンプー)は、不必要な成分を取り除き、植物由来のアミノ酸系洗浄成分や高機能成分など、皮膚被毛に本当に必要な成分だけを配合しました。
汚れや余分な皮脂だけをやさしく洗いあげ、保湿成分が皮膚に潤いを与え、かゆみやフケを抑えます。
月に1回~2回という、人のように毎日お風呂に入る習慣のないペットにとって、この時間が心地よく、美しく元気でいられたら、シャンプーするのが楽しみになってきますね。